宇治〜能登半島
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  ルート
   曽々木海岸〜(県道28号)〜禄剛崎〜(県道28号)〜恋路海岸〜此木〜(能登有料道路)〜田鶴浜〜
   能登島〜横田〜(能登有料道路)〜千里浜〜(159号)〜(8号)〜金沢市内


3日目
(5月5日)禄剛崎〜金沢編
次の目的地は『禄剛崎』だ。私的にはここが一番見たい所であった。
『禄剛崎』という所は「狼煙」という所にあって、能登半島の最北端である。
地名の通り大昔は海を見張っていて、なにか出来事があると狼煙(のろし)で知らせたそうである。
駐車場に車を置いて灯台に向かうと結構キツイ坂だ。息を切らせながら上がると広々とした場所に出た。
灯台に向かって歩いて行くと、左側にちょっとしたモニュメントがあって、なんだろうと覗きこむと
“日本列島ここが中心”とある。なるほど、ここを中心にして円を描くとすっぽり入る。
感心しながら灯台に向かうと、東京までとか上海までとか標識がでてる。
いかにも最果てって言う感じが出てた。
『禄剛崎』の案内板を読むと海からの日の出、日の入が見える所とある。一日いれば楽しめる所だね。
それから佐渡島も見えるというので双眼鏡を引っ張り出して、覗いて見たがもやいでいてよく見えない。
ちょっと残念だった。ベンチに越し掛けて一休みしてたら、携帯にメールが来た。
メールの着メロが“サッポロ一番のCM”なんだが、なった途端に廻りの人がこっちを向いて
くすくす笑われて恥ずかしかった。メールを見るとみゆきさんからで、金沢に戻れるか聞いてきた。
大体7時ごろ戻れると返事をだした。一回りして「駐車場へ近道」と書いてある所を降りて
車に向かう。途中で気がついたが、廻りの家の屋根がみんな黒い瓦である。
なにか理由があるのかな?
駐車場の手前にレストランがあるので、地元の物でも食べようかと覗いたら
カツどんとかカレー、ラーメンぐらいしかないのでやめて次の目的地に向かう。

ここが中心の碑

距離が書いてある標識

禄剛崎灯台
ヨーロッパ人の設計だそうだ

黒い瓦屋根
能登の家はほとんどこれだった
次は「霞ヶ浦温泉 ランプの宿」で照明がランプなのだそうである。
後から聞いたのだが消防法の関係でほとんど電気なんだそうだ。
車一台ようやく通るほどの道を進んで、駐車場についた。
ランプの宿はそれより下の海沿いに立っていた。
ここまで来たんでせっかくだからお風呂に入りたいなと思って、坂を下り始めたら
ちょうど登ってくる人がいたんで、入れるかどうか聞いてみた。
すると日帰りの人は3時からだそうだ。それまで待ってられないから、
しぶしぶ次の目的地へ向かう。
次は『見附島』である。案内板を頼りに進んでいたら、家の切れ間から岩のてっぺんに
木が生えてるのが見えた。あれっと思って、信号を曲がって見ると『見附島』だった。
偶然、見付けました。(これ、本当!案内板だとずっと進んでから入口になってる。)
なるほど、別名軍艦島というだけにあって船に似てる。
感心しながら見ていると、なにやらカップルが多いのに気がついた。
看板に「えんむすび〜ち」となっている。そう言えばこの辺は「恋路海岸」である。
“恋を見付けた”と言うことかと納得して、次は能登島に向かった。
途中で給油してるとみゆきさんからメールが来て、今晩会いましょうと言う事だった。
ホテルに着いたら連絡すると、ドキドキしながらメールの返事を出した。
何しろはじめて会う人なんだもんね。
それから車を走らせてると、今度はチューバさんから電話が来た。
チューバさんは私と入れ違いに東京に出かけたそうである。
今回は会えないのは残念だね、という話をした。
穴水町から能登有料道路にのって田鶴浜ICで降りて能登島大橋に向かうと
対向車線は和倉温泉の辺りからかなりの渋滞で、能登島大橋のたもとまで続いていた。
これは帰りが大変だなと思いつつ、能登島大橋を渡って水族館を目指したが
『水族館まで5km』の看板の辺りからかなり混んでいる。
昨日の東尋坊のことを思い出して、途中で諦めて戻る事にした。
それほど見たいって事もなかったからである。
能登島大橋が混んでるのが分かってたので、ツインブリッジの方に行って見た。
こちらはスムーズで渡れたので、橋のたもとで一休み。ここからみると結構凄い橋でした。
後は金沢に戻るだけです。まだ4時過ぎたばかりなので、千里浜を走ってみる事にした。
そういえば、手巻き寿し食べたっきりなにも食べてない。ついでに食事しようと行って見た。
千里浜レストハウスで入ってみると、千里浜定食というのがあって、えらく食欲をそそったが
値段が3000円、やめて貝めし定食にした。
時間があるのでのんびりと159号線を進んだが8号線に合流した途端に渋滞だった。

能登大橋

ツインブリッジ能登
結局ホテルに着いたのが6時ごろだった。
みゆきさんに「着いたけど、飲みに行く?」ってメールを出したら「それじゃ、車で行きます」って返事が来た。
ホテルまで迎えに来てくれるそうだ。ホテルの前で待っていると、スターレットに乗ってみゆきさんがやってきた。
すてきな金沢美人だったので、ドキドキしながら車に乗った。さっそく美味しい焼き鳥屋さんに行くというので車を走らせる。
その間あそこが職場だとか、いろいろ案内してくれた。最初に行った所はたくさん待っている人がいて駐車場が満杯だった。
で、次の店、その次の店って空いてる所を捜し歩いて、結局居酒屋に決めた。
飲みに行くのに車で?と思ったがこれでは納得である。松任市の方まで来ていた。
それにしても居酒屋も焼き鳥屋も、盛岡でいうファミレスみたいな感じだった。
みんな車で来てるので、駐車場が満杯だった。飲んだらどうするんだろうね。
金沢のあそこを見に行ったとか、ここが面白かったとかいろんな話をして、地酒をかったぱしから注文して飲んだ。
んで、日本酒の話をいろいろ語ったようだ。
このへんはあまり記憶にないが、みゆきさんのホームページを後から見たらそう書いてあった。
12時頃ホテルまで送ってもらって、そのまま寝てしまった。
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