北陸旅行
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2日目(5月4日)
  ルート
   金沢市内〜能登有料道路〜千里浜〜押水町〜金沢市内


二日目の朝は寝汗かいて起きました。朝の5時!窓を開けて風を入れると楽になる。まだ熱があるようだ。
体もだるい。持ってきた咳止めと熱さましを飲み、車まで行ってパソコンと荷物を部屋まで持ってきて、
着替えしながらパソコンの接続を試みる。
0発信にして近くの接続先探してつなげて見ると、もう掲示板の書き込みが・・・・凄いなぁと思いながらレス書きして、また一眠り。
8時頃起きて今日は市内観光することに決意。幸い天気もいいようだ。30分過ぎにホテルを出発。
とりあえず目指すは「兼六園」去年の雪景色の時から見たいと思っていた。
金沢駅を目指して歩くがどうも足取りがおぼつかない。地下道に下りる所でつまずきそうになる。
これじゃ、金沢市内ブラブラ観光じゃなくてふらふら観光だなと思いつつ駅に着く。
この前来た時はたしか市内の観光地図がその辺にあったなと探すがなかなかなくて、ようやく見つけて歩き出す。
金沢に地図を見ると思うのだが、盛岡と良く似てる。規模は全然違うのだが雰囲気がねぇ。
そう思うと駅と城址公園を取り巻く町並みがそっくりに思えてきた。そんな事考えつつ駅を後にした。
兼六園に向かって歩き出すと道のど真ん中になんか建ってるのが見えた。
こんな所になんだろうと思って良く見ると「地下駐車場」とある。
驚きだったね。なんて凄い町なんだろう。道路のど真ん中に地下駐車場があるなんて・・・
出入りする時怖くないかなぁ。まるで、秘密基地から発進するみたいだろうな。
と感心した。
そのまま歩いていくと「武蔵が辻」近江町市場の前に出た。
金沢の町には要所要所に地図があって、現在地がどこかすぐわかって迷う事はない。
ついでにと思って近江町市場を歩いて見る。入り口の2・3件が営業しているが
買い物客の姿はない。まだ営業時間前でこれから活気が出てくるって所か・・・
カニとか海老とか海産物が所狭しと並べられている。
カニは立派で一匹丸ごとデンと置いてある。8千円と安いとは思うのだが買って一人で
食べきれる量ではない。あきらめてそのまま歩く。
そのまま抜けて、ちょっと広い道に出て右手を見ると石垣が見える。
そちらに歩いていくと道路沿いにお堀がある道に出た

地下駐車場入口

石川門
これだけでもお城って感じだね
地図を見ると金沢城址公園の大手掘の所である。
近所の子供達が釣り糸を垂れてるのを見ながら、ベンチに座って一休み。
盛岡にもお堀があるがさすがに釣ってる人は居ないな。
あそこには錦鯉とか悠々と泳いでいるんだけどな。
と思いつつ、何が釣れるのかしばらく見ていたが、全然引かない。
そこから白鳥路を通って兼六園を目指す。
白鳥路は林の中の静かな散策路という感じで、そこらここらに彫刻がある。
それを眺めながらゆっくり歩く。
そこを抜けると兼六園の前に出るが、出て見てビックリ! 凄い観光客の数である。
今まで静かだったのが、嘘みたいだった。
観光客に囲まれながら道路を渡って兼六園を目指すと、左側がお土産屋さんが立ち並び
いろんな物が売ってある。ちょっとした小物が目に付いて入って見るが、どうもいかん。
まだ熱が下がってない様で、人込みの中に居ると気分が悪くなる。
ゆっくりと見ていられずすぐ外に出てしまった。
坂をそのまま登っていくと右側に石川門が見える。門でこれだけ立派なのだから
お城はさぞかし凄かったろうなと思いつつ写真を撮った。
さて、入場料300円を払って兼六園の中に入る。一緒に貰ったパンフレットを見ながらまずはグルッと回って見ようと
噴水の方に歩き出す。右手に茶店がずらりと並んでいてかなりの混雑だった。
時間を見るとまだ9時半を過ぎたばかり、おやつの時間には早いぞと勝手な思いをいだきつつ、噴水の前にでた。
池の真ん中に台座(?)があってかなりの勢いで噴出してる。
ちょうど観光案内してる人がハンドマイク片手に説明してるのを聞くと上の霞ヶ池と繋がっていて
その高低差を利用してるのだそうな。そのまま歩き出して池のほとりに塔が建ってる所に出た。
のんびりと歩いていると、そこらここらでウィンドブレーカーに「まいどさん」と背中に書いてハンドマイクで解説してる人に出会う。
いろんな見所でちょっと待ってればやってくるので、こりゃいいやと解説を聞きながらあちこち歩いてみる。
こうして見るとかなり広い。岩手公園が軽くすっぽり入るくらいだ。今は新緑の季節で緑でいっぱいだが、
春には梅と桜で綺麗だったそうな。あっちへウロウロ、こっちへウロウロして気が付いたら11時近い。
やっぱり兼六園と言えば“ことじ灯篭”これは外せないと写真を撮りに行くと黒山の人だかり、
ことじ灯篭の前の虹橋の上で変わりばんこに記念写真を撮っている。仕方なくわきの方から写真に納めてきた。
案内人の説明を聞くと本当は徽軫灯篭(キシン)と言うらしい。<よく聞き取れなかった。
琴柱に似ているので通称ことじ灯篭と言うんだそうだ。

霞ヶ池・内橋亭
ツツジがもう少しすればいいかも・・・・

雁行橋(亀甲橋)
橋だけど通行止めで渡れず・・・

徽軫灯篭(ことじ灯篭)
キシンと言うのが正式名称
それから今度は石川門の方に向かうと門の前に先ほどから見掛けている「まいどさん」とウィンドブレーカーに書いた
人達がいる。のぼりが出てるのを見るとボランティアの観光案内人の人達だそうな。(以下、まいどさん
前を歩いてた人達が案内を頼んだようなので、それとなくついていく。
ひとしきり門の説明を聞いて進んでいくと塀に小窓が開いているが内側の方が漏斗の口のように
広くなっていて、肝心の窓はかなり小さい。
これは銃で外の敵を狙う為だそうで、内側が広いのは角度を変えて狙いやすくなってるからだとか・・・・ 
門を抜けて中に入ると現在工事中になってました。
金沢大学のキャンパスがあったそうです。大学が一つ入るくらい広いお城だったんですね。
百万石と言うのは凄かったんだといまさら感心させられました。
本丸のあったほうに歩いていくとうっそうとした林になっている。ほとんど手入れがされてない様だ。
まいどさんの話を聞くと植物が石垣を取り込んでいるので下手に手入れして枯らしたりすると、
石垣が崩れる恐れがあるのだとか・・・・ 本当なのかなぁ。
最後に意味ありげにニヤリと笑ったのがちょっと気にかかります。
ひととおり見て抜けると、県庁の裏手に出ました
そこから中央公園横切ると大きなビルがあります。地図を見ると“アトリオ”と
かいてあります。覗いて見ると色んなお店が入ってます。
盛岡で言えば「川徳」かな。そんな事考えながら入口のほうに行くと出店が出てて
串焼きとか焼き鳥、フランクフルトなんかが売ってました。いい匂いがしてるんだけど、
相変わらず食欲なし。普段なら片っ端から食べるんだけどね。
とりあえずソフトクリームでもと買って地図を広げながら食べる。
ここアトリアが川徳だとすると香林坊と言うのはさしずめ盛岡で言う所の「菜園」だね。
ということは、片町は大通り、百万石通りは中央通か・・・・ 
一息ついて次に向かったのは長町武家屋敷跡
道路を渡って109の角を曲がると正面に“シネマストリート”の文字が・・・・ 
ああっ、やっぱり似てる。<盛岡に
さすがに盛岡のシネマストリートの方が大きかった。

アトリオの前
これを眺めながら食べた

長土塀の小路
流れている川沿いに歩いていると地図を片手に歩いてる人がやたらに多い。
みんな観光客なんだろうか?と思いつつ歩いてると「武家屋敷跡」の看板があり
どうやらこの路地を入って行くのかと見ると、凄い人である。
まるで縁日でも行われてるかのような人出。(ちょっと大げさでした)
どうしようか迷ったが行って見る事にした。長土塀に挟まれた道をのんびり歩いて見る。
これだけ観光客がいなければ、静かな趣のあるところだろうな。とあちこち眺めながら
行くと、ここでも「まいどさん」のがいて所々で説明してる。
それを聞きくと今住んでる人は、その家の子孫で代々その家を守ってるって言うわけでは
ないそうです。やはりドンドンと人が代わってるんだそうな・・・・
そのまま歩いて行くと途中で人だかりがしてる。
覗いて見るとなにかの工房の様で「彩筆庵」と看板がある。
加賀友禅の工房で造る工程が見られるとまいどさんが説明してくれたが、
あまりにも人込みでまた具合が悪くなりそうで入るのを止めて、ブラブラと歩き出す。
どこをどう見ればいいのかわからないので、前を歩く観光客にそれとなく付いて歩く事にした。
なにしろ「まいどさん」が張りきって説明してるので、それ聞くだけでも十分である。
野村家跡とか足軽資料館を回って見たがどこも凄い人出だ。ちょっとウンザリ気味になった。
どちらにも入って見たかったが、まだ調子が悪く人込みで気分が悪くなるとまずいので
がまんした。明日にでも時間があって、調子が良かったら来て見る事にしてきた道を
大野庄用水沿って引き返して片町に出る。

大野庄用水
時間を見ると1時半。さすがにお腹が空いている。考えて見れば朝からアイスクリームを食べただけだ。
しかし、今一つ食欲なし。アトリオの方へ歩いて行く途中でラーメン屋さんを見つけて入って見る。
エアコンが効いているので、わざわざエアコンの近くの席に座り半袖になってラーメンを注文。
メニューを見るとこってりしたのもあったのだが、あっさりとした普通のラーメンを頼んだ。
落ちついた所で考えて見ると、おいらは普段は相当な汗っかきである。
歩いただけでもかなり汗をかくので、タオルを持って歩くのだが今日はほとんど汗をかかない。
外を見ると半袖で歩いてる人もいるくらいだから暖かい日なのにおかしい。相当熱があるようだ。
地図を広げながらどうしようか迷ってると、ラーメンが来た。
食べて見るとなかなか喉を通らない。ゆっくり時間をかけてなんとか平らげた。
熱い物を食べたせいか汗が出てきたが、今度はそれが止まらない。
拭いても拭いても出てくる。汗が出るようだと大丈夫かなと思い、忍者寺まで行って見る事にした。
歩いて10分ぐらいの距離である。テクテクと歩いていると汗も引いてきたが、今度はかいた汗が冷たい。
妙立寺(忍者寺)まで来たが、ここは予約がないと中に入れない。グルッと回ってホテルに帰る事にした。
犀川沿いに歩いてみると、これが中津川に似てる。やっぱり城下町って似るのだろうか。
でも、同じ城下町でも仙台、秋田なんかだと全然雰囲気が違う。
こうして歩き回ってると変な気分だ。見知らぬ町なのになんか落ちつく。

千里浜
この車の列が果てしなく続いてる
ホテルまでもどると3時前でベットメーキングをしてた。
とりあえず着替えをして薬を飲んでロビーで休んでたもののどうにも落ちつかないので、
車で千里浜まで行く事にした。ここから1時間くらいの所にある。
千里浜と言うのは、なぎさドライブウェイといって8kmほど続く砂浜を
車で走りまわれる所で、大型バスが走っても平気だそうです。
能登有料道路に入って快調に進む。ところがいざ千里浜で降りようとしたら
かなり手前から並んでる。料金所までだと思ったら、そこからまた千里浜まで続いてる。
千里浜まで行くと、砂浜に延々と車が止まってる。
走ってる車はと言うと、開いた所に車を止めようとするせいかあちこちで渋滞。
良くもこんなに集まるものだ思ったが自分もその一人である。
人の事は言ってられない。なんとか場所を見つけて一休み。
砂浜に立って見るとなんとも風が気持ちがいい。
見渡す限り日本海が広がってる。これで静かだといいのだが・・・・
実際はすぐ後を車が行き交ってるので、結構うるさくて潮騒の音など
ほとんど聞こえなかった。
どうせなら波打ち際を走りたかったがそれは無理だった。
のんびりと走っていてふと気がつくと、ちゃんと左側通行になってる。
道路も何もない砂浜なんだけどね。
地図を見ると近くにモーゼの墓があるらしい。帰り道なのでちょっと寄る事にした。
押水町にあるらしい。地図を頼りに行くがよくわからない、
あちこちウロウロしてるうちにまた調子が悪くなってきた。
あきらめて帰ることにする。帰りは能登有料道路通らずに休み休み金沢まで帰ってきた。
疲れが出たのかな? ホテルまで無事着いたが、相変わらず食欲なし。
仕方がないので、コンビニでまたウィダーインゼリーとカロリーメート、それからリポビタンDと
ビールを2本買って部屋に入る。窓の外を見ると夕日が綺麗だ。明日も天気が良いらしい。
気になって体温計で計って見ると37.5度。やっぱりまだ熱がある。
薬を飲んでパソコンを繋いでみると、今朝の書き込みにちゃんとレスがついている。
ビールを飲みながら書き込みして、それからシャワーを浴びる。
やっぱりシャワーって味気ない。湯船にゆっくりつかりたいものだ。
明日はどっか入るぞと考えながら、予定をあれこれたててるうちにそのまま眠ってしまう。

ホテルにて・・・・
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