旅日記へ


 本州最東端 (09.8.23)
今年はいろいろあってドライブと言えるのはこれが最初ででした。まったく出かけなかったわけではなく、ほとんど仕事がらみで
旅行とはいえぬものばかりだし、後は近場をうろついただけ・・・ 久々にドライブをと考えて、そういえば今年は海を見てないなぁと、
最近読み始めたガイドブックを眺めていたら「とどヶ崎」の紹介が載っていた。
実は高校時代バイク旅行で入り口がある姉吉まで行ったことがあった。けれど、スケジュールの都合であきらめた経緯がある。
そのうち行こうと思っていたのだが、いつの間にか忘れていたのだ。どうせなら天気のいい日と思っていたら、すぐにそのチャンスがあった。
あわてて準備したのはいいが、肝心のバッカス号が燃料不足。それでも時間はたっぷりあったので、いつものガソリンスタンド経由で宮古に
向かうことになりました。

       ルート
         盛岡〜
(4号)〜紫波〜(396)〜盛岡〜(106)〜宮古〜(106)〜盛岡
         


前日、石ケ森登山をして、たっぷり汗をかいたので、洗濯をしようと空を見上げたら、どんよりと曇っていた。
天気予報は、晴れマークが出て、降水確率は10%。西の空を見ると青空が見えている。ついでに天気図を見ると低気圧が太平洋を
東に進んでるようだ。これは午後から青空が広がるに違いない。チャンスだと出かけることにした。
燃料を補給して区界まで来て、バックミラーを覗くと盛岡市内も青空になっていた。予想通りと宮古に向かう。
9時過ぎには宮古入りしたものの、空はまだ曇り空。そこで考えた。晴れたら「とどヶ崎」、曇ったままなら同じガイドブックに
載っている「十二神自然観察教育林」に行くと。ここは十二神山にあるのだが、頂上には許可が無いと行けない。
なぜなら自衛隊のレーダー施設があるからだ。いままで何度も通っているが、
山の上を気をつけて見たことが無かった。今回気をつけて見ると宮古から
重茂に向かうとき正面に見えた。
十二神山 頂上に建築物が見える。
あそこからは山田湾などが見え展望がいいそうだ。登ってみたいものである。
そんなこと思っていて、白浜の月山を思いついた。ここはテレビの中継所などがある山だ。かなり昔に
初日の出を見るために行ったことがある。
白浜から向かうわけですが、白浜の港にたくさんの人が見えた。
何事かと行ってみたら「宮古湾横断遠泳大会」で対岸までの1.3kmを泳ぐのだそうだ。
まもなくスタートだそうなので見送ることにした。
長丁場なので、ゆっくりと泳ぎ始めると思っていたら、スタートダッシュの早いこと、あっという間に港の外に出て行った。最後の人が港を出たのを見送って、月山に行く。

今年は関東の方からの参加もあったそうだ。
頂上に向かう道、登山道があるはずとそれらしきところで車を停め、下を覗いてみると林の中で動くものがある。
道も無い林の中なので人であるはずがない、熊かと思い、車に戻って頂上を目指す。
途中、家族連れの車と一緒になって頂上に着いた。展望台で宮古方面を見てると、バイクに乗った人が来て、「マツタケが出始め
てるから、あちこちに人が入ってる」と話していた。この辺は国有林なので誰が入ってもいいそうだ。
そうか、おいらが見たのはマツタケ狩りの人かと納得。景色を堪能して姉崎に向かう。
宮古方面がよく見える。この時、遠泳大会のトップは中間地点まで来ていた。
曇り空だった時の候補、「十二神自然観察教育林」は姉吉に向かう途中にある。着いてどうしようかと空を眺めたら、青空が見えた。
こうなれば多少の雲を覚悟して、姉吉に向かう。入り口についてみると、青空は見えてなかったが、行ってみることにした。
最初は結構登りである。「熊に注意」の看板を見て、熊鈴を出そうか迷いながら歩いていたら、首に御そろいのタオルをかけた
カップルに出会う。挨拶を交わして通り過ぎて、人が行き交うところなら、まず鉢合わせはないだろうと、そのまま歩いた。
他に、登山の装備したカップル、サイクリングの延長で来た団体と挨拶を交わしてすれ違う。
1時間ほど歩いて「とどヶ崎灯台」に着いた。ちょうど一人きりであった。おまけにすっかり青空だ。
最初は「最東端の碑」に行って灯台を眺め、海を眺め、堪能する。水平線が水平でないのがわかる。なだらかに湾曲してるのだ。
それから昼食の為に灯台に行く。いつのまにかカメラを持った人が来ていた。挨拶をしてあずまやに行く。
昼食の準備をして気づいたら、いつの間にかいなくなっていた。コーヒーでも入れようかと思っていたのだが・・・
しばらくのんびりと一人きりの時間を過ごす。帰ろうとして与奈へ向かう遊歩道の案内に「黒磯・絶景」の文字が見えた。
これは行って見ずには帰れない。さっそく向かう。そして林を抜けると確かに絶景でした。
入り江になっていて、船着場も見えることから、灯台への荷物の運搬に使われてるのでしょう。
湾の入り口には水場もありました。降りてみるとまるでプライベートビーチの雰囲気。なかなかのもんでありました。
姉吉の入り口 こんな道をてくてく歩く 1時間ほどで灯台に着く
この景色を堪能した。
万歳もしてみた。(笑) 裏の入り江に行ってみた。 夏、真っ盛りなら泳いでいたかも・・・
が、いつまでものんびりしていてはいけません。景色を見ながら花巻東の試合をラジオで聞こうと思ってたら、ここは電波状態が悪く
途切れ途切れにしか聞こえません。急いで車に戻る事に・・・
ラジオを電波が入るように、傾けたり、上にあげたり、下に向けたりしながら戻りました。
途中、家族連れ一組、5人ぐらいの団体、一人で来た人、サンダル履きのカップルと挨拶してすれ違う。
最後は入り口でお子様づれの人に会う。「どのくらいで着きます?」と聞かれたが、距離とずっと歩きを伝えたら、あきらめて水遊びを
していた。人それぞれだが、何があっても自己責任だ。こうしてあきらめるのには好感が持てた。
なんて自分の感想はさておき、気になる花巻東の試合は、宮古湾に出るまで途切れ途切れだった。
一点を先制され、花巻東のスクイズが失敗したのが宮古市内。その後106号線に入って盛岡に向かうと、だんだん旗色が悪くなって
来てる。この頃から電波状態が悪くなって途切れ途切れ、満塁で菊池が出て場内が沸いたまでは聞き取れたが、その後は雑音で
ほとんどわからず。一休みで「やまびこ産直館」に寄ったら、売店のモニターに試合終了の様子が放送されてた。
音が出てなかったので、売店のお姉さんに聞くと大差で負けたとのこと。がっくりだった。
リードされていたが、逆転を信じていたのだ。この後、テンション低く盛岡まで帰る。

200kmほどの走行であった。

  

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